オリンピックサッカーの歴史とワールドカップとの関係
オリンピックでのサッカーの歴史は深く、1908年に開催されたロンドン大会から公式競技に採用されています。 しかし、ワールドカップがプロ・アマを問わない大会だったのに対し、当時のオリンピックはアマチュアの選手しか参加できませんでした。
しかし1974年にIOCが憲章から「アマチュア」の文字を消したことからプロが参加できるようになり、1984年のロサンゼルス大会では初めてサッカーのプロ選手が参加しました。 さらに、1992年のバルセロナ大会では今と同様に23歳以下という年齢制限がつけられました。
そして、1996年のアトランタ大会では3人までオーバーエイジ枠を加えられるというルールができ、それが今も続いているというわけです。 なぜオリンピックに年齢制限があるのかというと、IOC側は人気のあるサッカーを目玉競技にしたいのに対し、FIFA側はワールドカップをサッカーの世界一を決める大会にしたいという思惑があることに関係しています。